TOG環境の2Pickが楽しくて結構やりこんでいます。ランクマッチよりもやっているかもしれません。
そんな2Pickですが、対戦中気をつけなければならない点がいくつかあります。その中の大きな一つが全体除去カード(AOE)です。
基本的に盤面の取り合いがメインとなる2Pickにおいて、AOEは構築戦よりも強力です。そのため、このあたりをケアできるかどうかで勝負が分かれることもしばしばです。
そこで、今回はクラス別使用率(私の体感)とピックされやすさから、個人的に注意すべきAOEカードをまとめてみたいと思います。
目次
注意すべきAOEはこれ!
警戒度 Sランク!
2Pick対戦でよく見られるAOEはこれらです。
バハムート(コスト10)、風の軍神・グリームニル(エンハンス10)
ニュートラルカードなのでどのクラスでもピックされる可能性があり、ピック選択で出てくれば高確率でピックされるカードです。
どのクラスでも警戒はしないといけませんが、幸い10PP以降でないとAOE効果が表れないのでそこは一安心といったところです。また、これらのカードはニュートラルのレジェンド・ゴールド枠が2枚と決まっているので、既にニュートラルのレジェンド・ゴールドカードが見えていれば警戒する必要もなくなります。
よくありがちなのが、「ここで1体でもフォロワーが残れば勝ち!」というところで無駄にフォロワーを並べてしまって、これらのカードでひっくり返されることです。《バハムート》なら対応札を持っていなければ、そもそも対応が難しいのでそれでもいいかもしれませんが、《風の軍神・グリームニル》に一掃されるともったいなく、悔しい思いをします。
ライトニングブラスト(エンハンス10)
シルバーなお陰で見かけることがしばしばあります。確かに強力ですが、《バハムート》ほどの絶望感はないので、手札の消耗しすぎだけに注意すれば……いや、結構理不尽に葬り去られて泣きそうになること多いです。
旋風刃(コスト5)
使いどころが限られますが、決まると強力なAOEです。ロイヤル自体がそれなりにいるので見かけることもそれなりです。
5PPを相手に渡すときにフォロワーを残さないようにすれば、少なくとも5PP時に使われることはありません。
やっかいなのは潜伏が絡んだときです。潜伏フォロワーを除去することは難しいので綺麗に《旋風刃》を決められてしまいます。
エンシェントレオスピリット(コスト5)
進化時相手だけに2点AOE。とても使い勝手がいいのでビショップ相手だと高確率で持っています。シルバーレアなのでピック選択に表れる頻度も高め。
序盤、サイズの小さなフォロワーを大量展開したとしても、5ターン目にこの《エンシェントレオスピリット》であっけなく返されて無駄にカードを消耗させてしまいます。
気をつけたいものです。
警戒度 Aランク!
サラマンダーブレス(エンハンス6)
ドラゴンのカードです。構築戦だと必ずといっていいほどケアしないといけないカードです。一方2Pickでは、ドラゴンの使用率がそこまで高くないということと、《サラマンダーブレス》が貴重なレジェンド・ゴールド枠ということもあって、Aランクとしました。
ご存知の通り、非常に強力です。
血蛾の女帝(7コスト)、ダークジャンヌ(6コスト)、穢れた聖杯(8コスト)
2点AOE系です。《サラマンダーブレス》と同様にレアリティが高いのが幸いしてそこまで見ませんが、比較的ピックしやすく、単純なAOE以外の強さもあるので事前に対応できるならやっておくに越したことはないです。
ゴブリンスレイヤールシウス(5コスト)、ヴラド・ドラキュラ(5コスト)
基本的に1点AOEなのでそこまででもないかもしれませんが、うっかりこれらが刺さる完璧な盤面を作ってしまうと一気にやられてしまいます。
地味に《ヴラド・ドラキュラ》なんかはスタッツも高いのでやっかいですし、《骨の貴公子》とかで1/1の大量展開を狙ったとしても、進化攻撃から、ターン終了時にAOEなので綺麗にやられることもあります。
ラースドレイク(コスト5、エンハンス8)
同上。エンハンス効果は3点AOEで地味に強力なので気をつけたいです。ただ、3点AOEくらいになってくるとどうしようもなくなってくるのが本音です。
警戒度 Bランク!
Bランクってそこそこ高いイメージかもしれませんが、ここではその他扱いです。
一応こんなカードありますくらいにとどめておきます。
《破砕の禁呪》
《詠唱:禁じられた儀式》
《インペリアルドラグーン》
《ハンプティダンプティ》
《竜殺しの代償》
《マヘス》
《ソードウィップメイド》
見てもらえればわかりますが、単体で使いにくかったりデメリットが気になったりするようなカード達です。そこまで気にしなくてもいいと思っています。
さいごに
スタンダードカード(とプライズのシルバー以上+α)が無くなっただけで相当AOE事情も変わりました。
言ってしまえば、《テミスの審判》を警戒しなくていいというのはとても気が楽ですよね。
冒頭でも触れましたが、AOEは一度綺麗に決まってしまうとそれだけで勝負が決まるほど強力なので十分注意したいです。