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GrandMaster到達!思ったより奥が深かった!?アグロロイヤルの立ち回り解説考察

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先日ようやくGrandMasterに到達しました!

平日あんまりできなかったのでほとんど休日プレイであげることができました。前回のWLDのときよりも早く上がれたので良かったです。

個人的にはポイント気にせず色んなデッキを試すほうが好きなので、こういうポイントを溜めるのを半強制されるの辛いなと感じていましたが、実際環境が「勝ちに行くデッキ」が増えるので物凄く成長できる感じがして「それはそれでありだな」と思うようになっています。

今回は、そんなGrandMaster到達の中で使用したアグロロイヤルの立ち回りについて書いてみたいと思います。使う前は「引いたカードを順番に出して並べて相手のライフ攻撃するだけでしょ」なんて思っていたんですが、実際使ってみると思ったよりもはるかに奥が深かったです。

それではお付き合いください。

GrandMaster到達の間に使用したデッキたち

まずどんなデッキを使ってグラマスになったかを簡単に書きます。

  • 試行錯誤で色々使った→~1000MP
  • 原初に強く出たいので疾走ビショップ→~6000MP
  • フェイス寄り(テンポ型)の原初が増えて勝てなくなったので再試行錯誤→6000MP停滞
  • アグロロイヤルに落ち着く→~9000MP
  • また停滞したので原初ドラゴン使ってみたらあっさり→~10000MP
  • 昇格戦なのでお試しでクロック冥府使ってみたら2連勝→GrandMaster到達!

という感じです。一番使っていたのは疾走ビショップですが、ランプ型の原初ドラゴンしかいなかったときは、5,6ターンで《原初の竜使い》で返せない盤面が作れて押し切れることが多くて結構勝てていました。

その後テンポ型原初ドラゴンの流行を受けて勝ちにくくなったので、次のデッキを探していたところアグロロイヤルに落ち着きました。

最初アグロロイヤルで全然勝てなくて「なんだこれ」と感じましたが、自分が使いやすいようにデッキをカスタマイズしていくことでどんどん勝率が上がっていきました。

ということで、アグロロイヤルについて以下語ります。

アグロロイヤルについて

使用デッキと採用理由

こんな感じのデッキを使っていました。

人によって本当に形が違うと思います。そこで、私がどういう意図でそれぞれその枚数採用していたかを書いてみます。どのデッキでもほとんど3積のカードは省きます。

ニンジャエッグ

潜伏は強いです。次のターンに打点を約束されているという点で優秀です。そういう意味で《ダラダラ天使・エフェメラ》とも相性がいいです。

ゴブリンを採用されていることもありますが、《パレスフェンサー》や《ペルセウス》進化のシナジーを活かそうと思ったら《ニンジャエッグ》に落ち着きました。

採用枚数1枚なのは、消去法です。他のカードの枚数調整をしたときに1枚枠が余っていたのと、1コストが9枚だと少ないかなと感じることが多かったので採用しました。

腐ることが少ないので縁の下の力持ち的な仕事をしてくれます。

パレスフェンサー・ケンタウロスヴァンガード

うまくシナジーが活かせると強いですが、2ターン目に素だししなければならないことが多かったので2枚ずつにしました。マリガンで残すかどうかも賭けになっちゃいますからね。安定した2コストが欲しかったのです。

クノイチエッグ

ということで2ターン目を安定させたくて、終盤も腐りにくいカードということで《クノイチエッグ》を採用しました。これがめちゃくちゃはまります。

手札に《ダラダラ天使・エフェメラ》が見えていればあえて攻撃せずに潜伏状態のままにしておいたり、相手の盤面ロックしておきたいときなど状況に合わせて立ち回れるので小回りが利きます。

《プリンセスヴァンガード》、《パレスフェンサー》、《ケンタウロスヴァンガード》と違ってマリガンのときにすんなりキープできるのも非常にプラスです。序盤の事故率がグンっと減ったように感じました。

《オースレスナイト》や《不屈の兵士》なんかも候補にあがりますが、相手のライフを詰めるという点でいえば上記理由から《クノイチエッグ》が優れているかな、というのが採用理由になります。

マスタークノイチ

採用されないこともありますが、《クノイチエッグ》と同じような理由で採用しています。《ダラダラ天使・エフェメラ》と合わせるとめちゃくちゃ打点が伸びるのが本当に心強いです。

円卓会議

強力なカードですが、採用枚数はかなり悩みました。

1試合で1回しか有効に使えないからだぶると弱い、序盤に《プリンセス・ジュリエット》を数枚引くとそれだけでただの紙切れとなってしまいます。

そういう事故を嫌って1枚にしました。事故ってもいいから上ぶれ狙うならたくさん積んでもいいと思います。

立ち回り

マリガン

基本的には、3コスト以上は返して、1,2コストを狙います。

対戦相手と初期手札次第では高コストのカード(《ダラダラ天使・エフェメラ》か《トランプナイト召集》)も残します。

特にロイヤルミラーで、相手がアグロロイヤルだった場合は、盤面取れたほうが有利なので他の手札と相談して《トランプナイト召集》あたりのキープを検討します。

全体的な立ち回り

基本的に序盤はコスト通りにカードを切っていくことになりますが、4~6ターン目ぐらいになると考えないといけないことが一気に増えます。

主に考えるのは、

  • リーサルまでの打点計算
  • 相手の盤面からこっちがリーサルとられるかの計算
  • 相手の盤面をロックして次のターン何かを引いて勝つ可能性があるか  などなど

といった感じです。

潜伏や兵士・指揮官シナジーのあるカードは中盤終盤本当に切りどころを考えます。

対戦相手別意識すること

対ロイヤル

アグロロイヤルと想定して有利交換を意識しながら盤面とることを優先させます。相手が返せない盤面まで取れれば息切れするのでそのまま勝てます。

正直このマッチはうまいこと有利交換と《トランプナイト召集》出せるかどうかにかかっていることが多いです。

対ドラゴン

現環境一番意識しないといけないのがドラゴンです。

《水竜神の巫女》が7PP状態でターン終了を迎えられると正直詰みコースになるので、そうならないように気を使う必要があります。

特に気を使うのが《ドラゴンナイト・アイラ》の対応です。

「相手のPPが5だからまだ《水竜神の巫女》は大丈夫だ!」と思っていたら盤面の《ドラゴンナイト・アイラ》自滅からのPP7到達、というのは良くあります。

そうならないように、潜伏フォロワーは攻撃せずに潜伏したままにして次のターンの疾走リーサルを見越したり、攻撃力1フォロワーは進化させずにあいてリーダーに攻撃したりと《ドラゴンナイト・アイラ》が自滅できないように意識します。

対エルフ

ニュートラルエルフだと基本的に不利マッチです。

《心優しき木人》や《エルフの双撃》が来ないことを願います。

対ヴァンパイア

アグロ相手だと盤面重視で戦います。《レヴィオンデューク・ユリウス》と《糸蜘蛛の悪魔》が出てこないことを願います。

相手がコントロールっぽいなと思ったら、潜伏や《レヴィオンセイバー・アルベール》のエンハンス効果を駆使して一気に打点を詰めるプランを検討します。フォロワー並べてもすぐ除去されるので、途中一度くらい《黙示録》を誘うような動きとかできると良いかもしれません。

対ウィッチ

超越相手だとそこまで不利ではないので、対秘術を想定します。

意識するのは6ターン目の《破砕の禁呪》と《偉大な魔術師・レヴィ》です。このときこれらのカードを出されても問題ない、またはそれらを誘うことで次のターン有利になるよう誘導させるに立ち回ります。

対その他

基本的に上記の延長線で考えれば特に問題ないかと。

カードの切る順番

例えば1ターン目に《クイックブレーダー》と《ヴァンガード》と《ペルセウス》がいた場合どれからきるのが良いかな?というものです。

基本的に《クイックブレーダー》以外の選択肢がある場合はそちらを優先させます。というのも後半《ダラダラ天使・エフェメラ》や《パレスフェンサー》、《プリンセスヴァンガード》なんかと一緒に出すことでそこそこのバーストダメージになるので、他に選択肢があるなら温存する方向で考えます。

あとは、体力1が《ベビーエルフ・メイ》や《ファイヤーリザード》であっさりとられたり、攻撃力1フォロワーが比較的多い環境なので、盤面に残りにくいのも他よりも出しにくい理由です。

じゃあ、《ヴァンガード》と《ペルセウス》どっちか、となるともちろん次のターンシナジーを受けるカードが手札にあればそちらを優先させますが、そうじゃない場合は《ヴァンガード》が先に出します。

というのも《ペルセウス》を手札に持っていると、その後《ケンタウロスヴァンガード》を引いたときに合計3コストで2点の疾走ダメージを出せますし、進化効果を発動させて守護をはれるのが活きるかも?というものがあります。

さいごに

ちょっと具体性が少なかったのでわかりにくかったですが、ちょっとでも地味に考えないといけないんだな、という風に伝わるといいかなと思います。

正直私の場合、アグロロイヤルつかっているときが一番頭使っていたと思います。

本当に考えることが多いです。

おそらく次の月末でナーフされると思うので、今後のアグロロイヤルがどうなるかは予想がつかないですが、今環境を代表するデッキタイプの一つと納得するだけの強さはあります。

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