※httpss://shadowverse.jp/cardpack/starforgedlegends/
ちらほらと新しいカード情報が出てきていますね!
ということで毎回恒例の事前考察をしていきたいと思います。現時点で能力がわかっているカードについてコメントと事前評価をしていきます。詳細な能力等については省略しますね。(game-ai様やGameWith様に記載されておりますのでこれらのサイトで確認してみてください)
数が多いので一気に駆け抜けたいと思います。
新カード
評価は下記基準で(個人の感覚で)判断したいと思います。
- S……ほとんど見かけ、環境デッキとして暴れまわる要因のカード(になりそう)。
- A……そのクラスのデッキなら採用されるカード(になりそう)。
- B……普通(特定のテーマデッキや場合によっては使われるかも)
- C……ほとんど見かけなさそう
あと、基準は構築戦と想定します。もちろん2Pickで強いカードとかもありえますが、それはコメント程度にとどめたいと思います。
ニュートラル
《堕天使・イヴリシア》
相手リーダーに1点飛ばせます。アグロ用のカードですね。採用されるとなるとアグロネクロかアグロロイヤルくらいでしょうか。アグロヴァンパイアであれば2コストは激戦区なので入らなさそうです。
ということで評価はB。
《ブリンディ》
5コスト5/5でコストに対するスタッツがちょっとおかしなことになっています。正直それだけで普通に使える価値があります。
エンハンスでの効果のターン終了時効果は毎ターンなので、2点を飛ばしまくれます。7コスト支払ってまで欲しい効果かと言われると微妙ですが、2Pickでは間違いなく強いです。
ということで評価はBかな。
《ミスターフルムーン》
《ヘヴンリーイージス》に対するメタに相当します。そうでなくても《バハムート》とかにも刺さります。
とはいえ、そこまでして対策したいかと言われると微妙です。《死の舞踏》やそのほかの確定除去カード効果を入れる方が優先されると思います。
やっぱり2Pickよりな感じがします。
ということで評価はC。
《ソディアックデーモン》
パックの顔となるニュートラルレジェンドカードです。これまでのパックの顔カードを見ていると「何かありそうだ」と思わされます。
普通に使うと《援護射撃》っぽい効果ですが、ラストワードと組み合わせることでシナジーが生まれそうです。
……とはいえ、現状組み合わせがいいカードはさほどなく、《ダークアリス》くらいでしょうか。単純に点数飛ばすなら《サタンズサーヴァント》でいいですが、準備が大変です。
もろもろを考えると現状厳しい印象ですが、きっと今後の追加カードでシナジーがあることでしょう。
という期待もありますが、現状評価Bで。
エルフ
《妖精の調べ》
エルフ版《激励の舞》です。とはいえ、4ターン目に《フェアリー》→《フェアリー》→《妖精の調べ》と動けば、実質《二重練成》です。場にフォロワーが残っていればそれ以上、って感じですね。
そう考えると《骨の貴公子》くらいのポテンシャルを感じられます。
ということで評価はA。
《イピリア》
素で潜伏持っていてもいいのでは、と思いますが、それだと《ニンジャマスター》の完全上位互換になるのでファンファーレで限定的な潜伏にしたんでしょう。
確定で5点飛ばせるのでOTKエルフ的にはだいぶ楽になりそうです。
ただ、5ターン目に素だしで盤面に関与できないのはかなり怖い気はします。潜伏ロイヤルの《マスタークノイチ》が成り立っているところを見れば、案外なんとかなるのかもしれません。
ということで評価はB。
《カシオペア》
ファンファーレで《森の意志》を搭載したカードで、1コスト追加されただけで3/3が場に出ます。普通にパワーカードですね。
ちなみにフォロワーなので《自然の導き》等で使いまわせます。ちょっとコスト重いですが……
今のエルフを使ってみるとわかりますが、きちんとそれまでに盤面整えられていれば、結構《森の意志》でなんとかなる場面は多いので、すんなり使えると思います。
ということで評価はA。
ロイヤル
《ペルセウス》
待望の1コスト指揮官として騒がれていますが、「じゃあ何しようか?」となったときに「うーん……何がいいかな?」となってしまう微妙な立ち位置感が否めません。
とはいえ、ロイヤルのもともとの特性である、指揮官と兵士のシナジー効果が今後重視されるようになれば必須級のカードに化けることは間違いないです。現状《ゴブリン》や《ヴァンガード》は現役ですしね。
ということで今のところということで評価はB。
《太陽の槍・ルー》
《メイドリーダー》にお疲れ様でした、と言っているカードです。必ずしも上位互換ではありませんが、最大2枚の指揮官カードをサーチできるのはロイヤルとしてはとても心強いです。
ただ、従来のような《レヴィオンセイバー・アルベール》を確定サーチするだけならエンハンス効果が邪魔になるので《メイドリーダー》の方が優秀そうです。
とはいえ、サーチカードは絶対悪さする要因になるし、デッキの安定度という意味でも重要ですので、評価はA。
《ロードジェネラル・ロミオ》
純粋に3コスト2/3守護でも強いです。効果はおまけみたいな感じですがおまけとして置いておきましょう。《太陽の槍・ルー》でサーチしてきて3ターン目におけるというのもいいですね。
ということで評価はB。
ウィッチ
《星見の望遠鏡》
完全なデッキ圧縮カード。条件が揃えば、ですが。
秘術ウィッチでありがちだった「《土の印》だらけの事故」を少し緩和させてくれます。
とはいえ、圧縮カードはカードゲームにおいてかなり強力です。秘術デッキを構築するならかなりの頻度で採用されると思います。特にラストワード持ちの《土の印》アミュレットと相性が良く、WLDで出てきた《魔女の大釜》と一緒に使うと、実質1コストで2ドローしながら場に《土の印》を1つ置けます。強い。
ということで評価はAです。
《ライトニングランサー》
スタッツが違う《ドラゴンウォーリア》です。ニュートラルウィッチをやるなら採用が検討されるかもしれません。それくらいです。2Pickだと、現状スタンダードの進化時効果持ち4コスト勢がいないので、ウィッチが鬼強くなる可能性があります。
ということで評価はCです。
ドラゴン
《竜の守護者》
フェイスドラゴン用のカードですね。ただ、覚醒状態でないと効果が発動しないのでなんとも言えないですね。
《ドラゴニュートプリンセス》と組み合わせると結構盤面制圧力が高まります。ただ、物凄く専用構築になりそうです。
《竜呼びの笛》とも少しだけシナジーありそうではありますね。低コストカードを活かした新しいタイプのデッキができる可能性をもっています。
ということで評価はB。
《ドラゴニックシンガー》
廉価版《騎竜兵》。4ターン目にまったくPPブーストできていた条件下で、《水竜神の巫女》を置きたくない!というときに使えます。
ただ、《竜の闘気》や《水竜神の巫女》といった5コスト激戦区なので居場所は無さそうです。
ということで評価はC。
《ピュートーン》
かなりダイナミックな効果を持っています。面白いです。
使えれば安定感を高めることができますが、果たして置けるか問題が発生します。現状《連なる咆哮》が採用されていてそれなりに置ける場面があると考えると、それよりも進化権さえ残っていればプレイしやすいこのカードは使われるかもしれません。
《魔界の女王》と一緒に出してもいいですしね。
ドロー事故を減らせるので多分普通に使われそうな気がします。3積するカードじゃなくて1,2枚挿す感じですね。
ということで評価A。
ネクロマンサー
《アンドレスアルフス》
進化時のスタッツを除けば《スカルウィドウ》の上位互換カード。手札のカードにラストワードつけるのはえげつない。完全に大暴れしそうです。
ネクロであれば除去も強いので、普通にこのカードに進化権使えそうです。ドローは正義です。
ということで評価はS。
《漆黒の剣鬼》
いかにも数合わせです、というかんじの地味なカード。ただ2Pickだと(ry。
ということで評価はC。
ヴァンパイア
《竜牙の姫・メデューサ》
なぜ効果発動が自分のターン開始時なのか!?
ものすごく面白そうなんですが、現状このカードだけだと使いにくいだけのカードになりそうです。何か他にシナジーカードが出れば……
一応《毒蛇》がブロンズカードなので、《毒蛇》を出すカードは他にもありそうだと考えられます。となると、どうやって《毒牙の姫・メデューサ》を次のターンまで生き残らせるか……
シナジーカード次第なところがありますが、若干の期待も込めても評価はBかな。
《エウリュアレー》
ヴァンパイアの4コスト枠にすんなり入ります。
先攻4ターン目にこのカードをプレイされただけでかなり困ります。《ドラゴンウォーリア》や《鉄槌の僧侶》くらいのカードがないとしんどいです。
とはいえ、2コスト3点除去カードはそこそこ多いのでなんとかならんこともないですが、それらを使わせるという意味でも厄介極まりないです。
評価はA。
《グンロズ》
これも《漆黒の剣鬼》と同じ感じですね。
評価C。
ビショップ
《アンドロメダ》
進化時に《アテナ》の効果を得られます。普通に使いやすいと思います。
純粋に、疾走ビショップで採用されるアミュレット達が割れるタイミングにあわせるもよし、突進系のカードに合わせるもよし。
進化時効果にこだわらなくても2コスト2/2で腐ることは無い。
さらには、《黄金都市の姫・リテュエル》や《ダークジャンヌ》とのシナジーもあります。まあ、自分自身に進化時効果は乗らないので、《黄金都市の姫・リテュエル》とのシナジーは微妙かもしれませんね……
使わない理由もないのかな、ということで評価はA。
《焼けた鉄靴》
2コスト3点として優秀です。《漆黒の法典》があるのでなんとも言えないですが、2コスト3点ダメージとして使うには、場に残るのが若干邪魔に感じることが多そうです。
実際に疾走ビショップみたいな形だったり、《三月ウサギのお茶会》なんかを使うと本当に盤面きつくなりますからね。
おまけの1点がどう作用するか正直想像つかないです。
評価はちょっと悩みますが、Bで。
《星の奔流》
1点AOEとして見ると、《エンジェルバレッジ》が使われていないところを見ると微妙です。カウントを進めるにしても《見習いシスター》でいいですし、環境依存度がとても高いです。
環境次第では、かつてのテンポエルフがはやっていた時代みたいな形が再来するのであればとても刺さるのでありえます。
残念ながら現状見られることはないかな、ということで評価はCです。
さいごに
一気に駆け抜けてみました。
こうやってみるとB評価が多くて、全体的にマイルドな調整になっているなという印象です。なんとなくスタンダード期のパワーに近い気がしますね。やっぱりいつかの告知にもありましたが、新カードの方向性が変わったみたいですね。
面白いデッキタイプが増えるような調整になるといいですね。
あまりにも環境デッキが変わらずに、前環境の延長とかでもちょっと悲しいですし、いい塩梅の環境になることを願っています。