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RAGE WonderlandDreams東予選大会参加してきた!レポート

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かなり更新していませんでしたが、シャドバ自体はかなりやっています。

というのもの、記事タイトルにあるようにRAGEに出場するために、過去(ファミ通CPUとRAGE TOG)に無いくらい練習と試行錯誤を重ねていました。今回のRAGEがちょうど夏季休暇と期間が被っていたので絶好の練習チャンスだったのです。

そんなわけでコレまでにないくらいの仕上がり(のつもり)でRAGEに臨んだんですが、結果は2連敗で即脱落でした。

この記事はそんな残念なプレイヤーの参戦レポートになります。

持ち込んだデッキについて

デッキは、ニュートラルウィッチとアグロヴァンパイアでした。

デッキ選択について

今環境は過去の大会から見てもかなり読みにくいです。色んなデッキでチャンスがあるすさまじい環境です。

実際、大会の配信や知人の対戦相手情報なんかを聞いてもデッキは多種多様で、ざっと挙げると

  • アグロヴァンパイア
  • 復習ヴァンパイア
  • コントロールヴァンパイア
  • アグロ・ミッドレンジネクロ
  • ネフティスネクロ
  • 潜伏ロイヤル
  • ランプドラゴン
  • 魔界OTKドラゴン
  • ニュートラルウィッチ
  • 超越ウィッチ
  • ドロシーウィッチ
  • 秘術ウィッチ
  • 魔界超越ウィッチ
  • ドロシー超越ウィッチ
  • イージスビショップ
  • 疾走ビショップ
  • OTKエルフ

でしょうか。本当に多種多様です。もちろん使用率に偏りはあるもののあまりにも幅が広いです。

そんな中、どんなデッキを持っていこうか?と考えたときに、上記のように色んなデッキと当たり得るので、何かをメタるという考え方は危険。そうなると、純粋にデッキパワーが高いデッキでパワー押しするのが何だかんだ安定するだろう、そんな結論に至りました。

ここで、デッキパワーが高いデッキの候補として、

  • ミッドレンジネクロ
  • 復習ヴァンパイア
  • アグロヴァンパイア
  • ニュートラルウィッチ
  • 秘術ウィッチ

を挙げました。ランプドラゴンもとてもパワーがありますが、自分が使い慣れていないという理由で外しました。

ここから絞っていきます。まず、各デッキの特徴をまとめます。

ミッドレンジネクロ

何でも器用にこなせるデッキでとてもパワーがあります。

《魔将軍・ヘクター》を筆頭にパワーカードも多く、《デーモンイーター》や《ソウルコンバージョン》でのドローソースもあり、《よろめく不死者》や《ネクロアサシン》で除去も強い。飛び道具の《デスタイラント》や《ファントムハウル》での盤面空からのフィニッシュもある。

欠点としては、序盤は低スタッツが多くて攻撃力が足りなかったり、ドローするためにテンポを失って盤面を取り返せないとそのまま負けてしまう。また、消滅によって墓場が足りずに《魔将軍・ヘクター》の効果を最大限に生かしにくく、盤面を取れなくなってしまう。

復習ヴァンパイア

復習状態を駆使して、《カオスシップ》といった強力なカードで押す事ができる。ぶん回ったら一番どうしようもない印象。

反面、復習状態に入れなかったり、《カオスシップ》や《ベルフェゴール》といったキーカードを引けないと辛い。

アグロヴァンパイア

Wonderland Dreamsで《豪拳の用心棒》や《緋色の剣士》といった盤面を取れるカードが登場したことで、盤面フォロワーに進化を切れるという強みがより大きくなりました。

また、《邪悪な妖精・カラボス》によって息切れしにくく、しっかりバーストダメージを積み上げられます。

とはいえ、カード自体は低コスト中心なので序盤をうまく凌がれるとやっぱり勝機は薄くなるので、序盤の引きにとても左右される。

ニュートラルウィッチ

《スイーツウィッチ》や《ルナルの魔術師・プリス》がパワーカードすぎるのでシンプルに強いです。《サハクィエル》を使って重めのカードを採用してコントロール寄りにしたり、序盤に寄せたりとカスタマイズ性も思ったより高い。

また、《オズの大魔女》を採用すれば息切れしたときに復活できたり、そうでなくても盤面にフォロワーをおきながらの《死の舞踏》は普通に強いです。

あと、レヴィ→ルーンの動きを取り入れられるので後攻でもテンポを挽回できたりします。

デッキタイプ次第ですが、綺麗に除去され続けるとしんどいことが多いです。

秘術ウィッチ

秘術ウィッチがここまで強くなるとは思ってもいませんでした。《魔女の大釜》は潤滑剤として優秀ですし、《偉大なる魔術師・レヴィ》がとてもパワーがあります。

また、《破砕の禁呪》や《錬金術の代償》で消滅できる点も忘れてはいけません。

ニュートラルウィッチ同様、《オズの大魔女》やレヴィ→ルーンは取り入れられる点も評価できます。

デッキとしては《土の印》とそれを消費するカードを揃える必要があるので、偏り事故はご愛嬌。

ここからどう選択したか?

色々試行錯誤はしましたが、それぞれについての使用感は以下です。

ミッドレンジネクロ

→一番使用率が高いと考えられ、メタに回る人も多いと考えられる。大阪予選大会のファイナリストに秘術ウィッチが2人いたり、ランプドラゴンがいたりと大会では使いにくいかもしれない。とはいえ、デッキを回していたときの安定感は抜群でした。

復習ヴァンパイア

→とにかくミラー戦が不毛と感じました。バーストダメージをたくさん抱えた方が勝つ、という展開があまりにも多かったです。《ダークジェネラル》進化+《鋭利な一裂き》で9点ですもんね……あと、《ベルフェゴール》→《カオスシップ》が序盤に綺麗に決まらないと、パワーは他に劣っちゃうかなと感じます。

アグロヴァンパイア

→ぶん回ったときの理不尽さはぴか一です。《豪拳の用心棒》、《緋色の剣士》、《邪悪な妖精・カラボス》で意外とミッドレンジぽく戦えます。復習ヴァンパイアと違ってリーダーの体力を高く保ちながら戦えるので扱いやすいです。

ニュートラルウィッチ

→まわしていたときの安定感についてはミッドレンジネクロ同等だと感じました。特に1→2→3→アリスといったぶん回りはそのまま押し切れるパワーもあります。ランプドラゴンみたいに、序盤攻め切れなかったら勝てないデッキはそこそこあります。

秘術ウィッチ

→思ったよりも《土の印》偏り事故はすくなかったりします。とはいえ、展開が遅い相手に対しては序盤に《幻惑の奇術師》を引けるかどうかに依存している部分があったり、やっぱり《土の印》不足や供給過多に泣かされることも。

ということで、回した感じ、ミッドレンジネクロ、ニュートラルウィッチ、アグロヴァンパイアが個人的に戦いやすかったです。ここから、一番メタられているだろうというミッドレンジネクロを外して、ニュートラルウィッチ、アグロヴァンパイアという選択に至りました。

あと、ニュートラルウィッチはマリガンの段階で型を判別しにくいという利点もあります。超越ウィッチだったり秘術ウィッチだったり。その辺で相手からすると戦いにくいかも、というのも若干狙っています。

これで方針を固めBO3練習し、細かい調整をして本番を迎えました。

本番での対戦内容

1戦目

GrandMasterで対戦後に話した感じでも相当なガチ勢感がありました。

先攻 相手:復習ヴァンパイア vs 後攻 自分:ニュートルウィッチ

4ターン目《ベルフェゴール》→5,6ターン目《カオスシップ》連打され、何もできずにあっさり負けました。初戦からかなりへこむ展開です。

先攻 自分:ニュートラルウィッチ vs 後攻 相手:超越ドロシーウィッチ

一応勝ちましたが、かなりしんどい勝負でした。相手に5ターン目ドロシー展開なんかをされましたが、先行の利でなんとか除去が追いつき、じわじわ相手のライフを詰め、《ギルガメッシュ》で決めることができました。

先攻 相手:超越ドロシーウィッチ vs 後攻 自分:アグロヴァンパイア

後攻を引いた段階でとても嫌な予感でした。序盤はなんとか攻めに転じることができ、あと一歩というところまでいけましたが、2回綺麗に《古き魔術師・レヴィ》進化で除去されてそのあとにドロシー展開されて返せなくて終わりました。

多分先行とれていたら攻めきれていました。とはいえ最初の復習ヴァンパイア戦以外はかなりいい勝負でした。どっちが勝ってもおかしくない展開です。しいて言えばお互い先攻とったから勝てた、という感じ……

2戦目

GrandMaster。スイスドロー方式なので負けた人同士で当たります。お互いに後が無い状況です。

先攻 自分:ニュートラルウィッチ vs 後攻 相手:復習ヴァンパイア

お互い2ターン目スキップしたり、事故同士の戦い。やっぱり1戦目負けてくる人は今日運がないよね、と対戦中にお互い微笑合いました笑。

事故同士の戦いで、相手は全然復習状態に入れないまま辛そうにしているところ、こちらが勝たせてもらいました。すみません、記憶にないくらい中身がなかった試合だったと思います。

先攻 相手:ミッドレンジネクロ vs 後攻 自分:アグロヴァンパイア

こちらも大した試合じゃなかったと思います。順当に先攻ヘクターで負けました。

先攻 自分:アグロヴァンパイア vs 後攻 相手:復習ヴァンパイア

先攻後攻が決まった瞬間に、お互い「あー……」という感じでした。

正直勝ったと思いましたが、序盤の相手の《レヴィオンデューク・ユリウス》→《ひねくれ者の悪魔》(守護つき)を決められ、こちらの手も悪く《レヴィオンデューク・ユリウス》に打点が届かずライフをごりごり削られ、相手の《カオスシップ》が復習状態で出てくるころには展開をとめることができず、押し切られてしまいました。

正直、《ひねくれ者の悪魔》ケアしていれば……というプレイミスをしてしまっていたので負けて当然です。ケアできていれば見えている手札と盤面から対処しようがあったんですよね。過去の大会の後攻率が高く(5回中4回)、1戦目も後攻が多かったということから、この重要局面で先攻を引けたことで完全に舞い上がっていました。……今回の大きな反省点です。

その後3勝をめざす

一応DAY2への進出権はなくなったものの、引き続き対戦はできますし、3勝すればプロモーションカードが貰えるということでそれを目指して頑張ります。

ということで簡単に書くと、3戦目は2回とも先攻ぶん回りであっさり勝ちました。4戦目はドラネク構築で、かなり綺麗な動きをされてしまい、負けました。

3勝の目が無くなったのでそこで棄権しました。

所感

結構事故ったり相手が綺麗に回れてたりとかはありましたが、名のあるプレイヤーで毎回DAY2に進出できてたりとかしている人もいるので、何かあるんだろうなーと思いつつも今回はそこに到達することができませんでした。

ナーフ前環境のGrandMasterに上がったときは、長期間に渡ってかなり勝率が良く、負ける気がしなかったので、そういう構築を見つけられるかどうかがやっぱり重要なのかなと思いました。

あと、対戦後に話をするとやっぱり「あそこは《ギルガメッシュ》が来ると負けだったので除去せざるをえなかったんですよね」みたいに、完全にこちらの手を読まれていたなと感じる会話もしました。

大阪予選大会のEnjuさんVSルネさん戦での《デスタイラント》みたいに、相手の想定の範疇外から攻めるようなやり方の方がこういう一発勝負では勝ちを拾えるんじゃないかな、と感じました。

比較的前回の圧倒的ドラネク2強環境、という感じではなく色んなデッキが活躍できていたので、もうちょっと構築の幅を広げて相手の想定外の動き、という点からデッキ構築すべきだったんじゃないかな、なんて後から思いました。

今後、カードプールが増えて戦術も多様化しつつ、毎月カード修正も行われるので、そういう環境での大会がとても楽しみです。いつか結果を残せるように頑張りたいと思います。

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