ゆるゆるとランクマッチをやって先日ようやくグランドマスターに到達しました。
ということでそのときメインで使っていた秘術ウィッチデッキについて解説します。
ちなみにMPを稼いだ割合としては、
1割→疾走ビショップ
1.5割→ニュートラルウィッチ
0.5割→ヘクターネクロ
7割→秘術ウィッチ
くらいでした。
目次
デッキ内容
デッキ内容はこんな感じです。
どこかで見た事ある気がする……という方もいるかもしれません。
実はこのデッキ、RAGE Vol.4 3位マトモさんが紹介していたデッキを一部入れ替えただけのデッキなんです。
具体的には《オズの大魔女》をそのまま《マジカルガール・メルヴィ》へ入れ替えただけです。その理由は以下で記します。
《オズの大魔女》→《マジカルガール・メルヴィ》への変更理由
もともとのデッキ構成として、《オズの大魔女》はほぼドローソースとしてのカードでした。というのも、スペル自体は《虹の輝き》しかないからです。
そして、どんどん環境の変化もありますが、7月後半くらいになると、たくさんドローするネクロマンサーのデッキやドラゴンといったデッキも使用されていました。そういうことからデメリットはほぼ少ないと考えて、《マジカルガール・メルヴィ》を採用しました。
まとめると以下になります。
- 対ヴァンパイアを考えると、6ターン目までに《禁忌の研究者》を引けていないといけないので、たくさんドローできた方が良い。
- 対ネクロマンサーだと、相手がドローしまくるのでデメリットは少ない。
- 対ビショップも同上。
- 対ドラゴンも同上(《竜の闘気》をうたれるかどうか次第ですが……)。
- 対エルフも同上。
- 対ロイヤルについては数も少ないので考えない。
- 対ウィッチで超越相手だと手札多いので問題なし。秘術相手だと若干使いづらい。
ということであまりデメリットなく、メリットの方が大きいと感じたので《マジカルガール・メルヴィ》を採用しました。
特に、1番目の対ヴァンパイアに対する考え方は重要で、《禁忌の研究者》のランダム破壊効果を発動できる選択肢を持っているかどうかが大きく勝率に影響してきます。
デッキの特徴
とにかく《幻影使い》がとても強いです。
《風の軍神・グリームニル》を出して一時的に守護を立ててもよし、《禁忌の研究者》の効果で《ゾンビ》を増やしたり、ランダム破壊で大型フォロワーを破壊するもよし、《ギルガメッシュ》を出してフィニッシャーとして使ってもよし、単純に進化権を温存して相手のフォロワーを破壊しながら4/4を立てるという使い方でもよし、と本当に使い勝手抜群です。
また、特徴的な《ギルガメッシュ》ですが、本当にこのデッキと相性が良いです。
バーンダメージが豊富なので相手の8~10ターン目くらいで相手のライフがもう少し!ということが多く、そこでぴったりはまります。
使っていて感じましたが、RAGEで結果を残すような方はやっぱりセンスがあるんだなと実感しました。
立ち回り方
対ヴァンパイア
先攻なら7ターン目、後攻なら6ターン目に《禁忌の研究者》を置いて、《昏き底より出でる者》を処理できるように意識しながら立ち回ります。
具体的には、
- 《ドワーフ・アルケミスト》の進化効果のサーチ、《マジカルガール・メルヴィ》のドローを活用して手札に持ってくること
- 後攻なら5ターン目までに《土の印》カードを場に残しておくこと
- 先攻なら1コストの《土の印》カードを手札に確保しておくか、6ターン目までになんらかの《土の印》カードを場に残しておくこと
となります。
特にやりがちなのが、《幻惑の奇術師》の効果でうっかり場の《土の印》を消費しすぎて、《禁忌の研究者》の効果を発動させられなかった!ということがあります。
そのため、時には《幻惑の奇術師》を相手フォロワーにぶつけて破壊してから、《土の印》カードを場に展開する、というのも必要になってきます。
あとは、序盤を乗り切れるかどうかです。序盤を乗り切れて、6,7ターン目くらいに上のような対応ができる用意ができていれば勝てることは多いです。
全体を通して、体力3以下にして《豪拳の用心棒》にとられにくくするなどの意識はあると役立ちます(どうしようもない場合も多いですが)。
対ドラゴン、対超越ウィッチ
長引けば不利なので積極的にバーンダメージを稼ぎます。
対ロイヤル、対ネクロマンサー
対ヴァンパイアに似ていますが、いかにして6,7ターン目で《偉大なる魔術師・レビィ》を秘術効果込みで発動できる準備ができているかで決まります。
特に、対ネクロマンサー戦では、7ターン目に《魔将軍・ヘクター》が出てくるものとして、相手が何体《ゾンビ》を召喚して、何体自分のフォロワーにぶつけて、何体相手の場に残るかを常に意識しながら、「《偉大なる魔術師・レビィ》を温存するかどうか?」を考える必要があります。
対エルフ
6ターン目の《ビューティー&ビースト》で詰まないように立ち回る必要があります。
具体的には、相手の6ターン目を向かえる直前ターンに《幻影使い》や《マジカルガール・メルヴィ》、《天輪のゴーレム》を進化して攻撃力6の状態で場に残せておくことを意識します。
こうすることで、相手の《ビューティー&ビースト》が進化してこちらのフォロワーを攻撃して取ってきた場合、《ビューティー&ビースト》の体力が4になって比較的処理しやすくなります。
上記は一例ですが、とにかくどう盤面にフォロワーを残しておけば処理できるかを常に考えます。
対ビショップ
種類が豊富なので比較的立ち回りが難しいです。
一番やっかいな《ヘヴンリー・イージス》を出されても勝てるように立ち回るようにするのが良いかも知れません。
個人的には少し慣れていなく、やりにくい相手です……
マリガン
大まかな方針
基本的に先攻と後攻で下記のようにします。
先攻時
基本的には2,3,4とコストどおりにフォロワーを展開できるようにマリガンします。
1コストの《土の印》カードと《幻惑の奇術師》がセットできたときだけ《土の印》カードは残します。それ以外で《土の印》を残すと攻めたいときに攻めれなくなることが多いです。
後攻時
2コストのフォロワーは基本キープし、それ以外は《炎熱の術式》や《虹の輝き》といったリアクションカードを狙います。また、進化時効果が強力な《古き魔術師・レビィ》も積極的に狙っていきます。
対ヴァンパイア
基本的には上で書いたような方針でいいかと思いますが、対ヴァンパイアに関してはかなり考えます。
大きな考え方としては、3ターン目に出てくる《ゴブリンリーダー》を処理できるか?です。
先攻だと比較的なんとかなることが多いんですが、後攻だと《炎熱の術式》があるか、《くず鉄の練成》+《幻惑の奇術師》のような形でないとしんどいです。
さいごに
このデッキは《幻影使い》が状況によって7変化しながら物凄く活躍するので、使っていてとても楽しいです。
今期は環境が激変して使いにくくならない限りはこのデッキをベースに遊んでいこうかなと思います。