さて、激動のリバース・オブ・グローリー環境がもすぐ終わります。
ということで、恒例のふりかえり記事を書きます。
リバース・オブ・グローリーのテーマとは
日本語に訳すと「栄光の再誕」となります。つまり、今弾はリメイクカードがたくさん含まれていました。
そんなわけで、昔からやっているシャドウバースユーザーからすると、わくわくするような弾だったわけです。私もその一人です。
ちなみに、弾の顔であるアルベールは、今弾でリメイクされたわけですが、あまり使われることがなかったです。。
かなしい。。
それでは、本題に入っていきます。今環境を振り返ってみましょう！
環境前期：ナーフ前環境
事前評価でやばいと言われた機械ヴァンパイアが一足リードか
前弾から「そこそこ使える機械カードが増えるだけで強くなる」と言われた機械ヴァンパイア。今弾で有用な《ギアスネークテイマー》をゲットできました。
おかげで、機械カウントが爆進みする結果となり、より安定感が増して強力なデッキとして名をあげることになりました。
事前評価が高かったエイラビショップも環境入り！
みんな知っていました。《エイラの祈祷》が強いことを。
なので、《清純なる祈り・エイラ》の追加と機械カードで入手できる《リペアモード》とのシナジーも相まって、機械エイラビショップが人気デッキとなりました。
特に《聖弓の使い手・クルト》は環境終了時までヘイトを稼ぎ続ける強力（害悪）カードという位置づけで、エライビショップの中核を担い続けました。
結果として、《清純なる祈り・エイラ》は２コスト→４コストへカード修正が入るのですが、２コストのときは、後攻４ターン目にエイラ進化ラビットヒーラー×2で意味不明な盤面ができるという上振れがほんとに強かったです。
ナーフ前環境の覇者・復讐ヴァンパイア
これまでの環境の中で、おそらく史上最悪使用率・勝率を叩き出した凶悪デッキが誕生してしまいました。
それが、このROGナーフ前の復讐ヴァンパイアです。
《絢爛のセクシーヴァンパイア》でほぼリスクなしに復讐状態に入ることができる。復讐状態なら《カラミティブリンガー》がほぼコストが軽い《バハムート》状態。エイラ？なにそれ？状態。なんなら《堕落の漆黒・アザゼル》によるダメカットもあり。
２コストの《哀切の悪鬼》でコスト下げ放題。結果、《レイジコマンダー・ラウラ》の効果でコストが下がった《破滅のサキュバス》や《カラミティブリンガー》が走ってくる。。
そんな悪夢のようなデッキでした。まさに《悪夢の始まり》だったわけです。
実際、私も復讐ヴァンパイアを使って勝率約７５％でグラマスになったくらいでした。
ナーフ前環境では、このデッキが１強すぎてナーフを求める声も大きかったです。
復讐でダメージ削るなら、その隙をつくまでよ！バーンウィッチ
復讐ヴァンパイアのカウンターデッキとして誕生したのがバーンウィッチでした。
構成上、１～３点バーンを飛ばしまくるデッキだったので、復讐ヴァンパイアが《堕落の漆黒・アザゼル》に進化きった段階で勝利が確定するという感じのメタデッキでした。
ただし、《絢爛のセクシーヴァンパイア》による序盤の復讐に対しては厳しい感じでした。。
環境中期：ナーフ後環境
そんなこんなで、大型大会RAGEを控えた1週間ほど前に緊急ナーフが実施されました。
ナーフされたのは、《絢爛のセクシーヴァンパイア》、《清純なる祈り・エイラ》、《哀切の悪鬼》という面々。
ナーフ後台頭！復讐機械ヴァンパイア
ナーフ後、特にRAGEあたりではこのデッキが人気となりました。
もともと強力だった機械ヴァンパイアをベースに、苦手なエイラビショップに勝てるように復讐ギミックをいれたデッキとなっています。
無難に強かったソロモンウィッチ
ナーフによって他がパワーダウンしたことで、前環境最強だったソロモンウィッチが無難に環境入りしました。
《真実の絶傑・ライオ》着地後の強さは他の追随を許しませんでした。
意外な伏兵・後の最強デッキ：機械ウィッチ
そして、後に今環境最強とまで言われる機械ウィッチが徐々に台頭していきます。
バーン、回復、除去、ドロー、なんでもバランスよくこなせるデッキとして今環境最強デッキとして注目されました。
環境中期その２：カードバフもあったよ
緊急ナーフ後、しばらくしてカード能力バフも行われました。
《憤怒の竜帝・乙姫》とそのトークン、《昏く淀む者・タルタロス》、《死と闇のレイヴン》と《奈落の冠》、《機械の加速兵》
これらのバフで目立たなかったクラスの活躍が期待されました。
そして、AFネメシスの復活
《デウスエクスマキナ》のスタン落ち後、いまいちパッとしていなかったAFネメシスがようやく復活しました。
正直なところ、《機械の加速兵》のバフ前からそれなりに使用されていたんですが、バフ後は一気に使用者が増えました。
そのほかのバフクラスはやや微妙？
ドラゴンは財宝ドラゴンが若干戦えるようになった程度。
ネクロマンサーに関しては、そこそこ戦えるようになりました。どちらかというと《奈落の冠》というようりは《凶暴化》が強力で、疾走と組み合わせることが多い印象でした。
しかしながら、環境に出てこれたかと言われると微妙、というのが正直な印象です。
その他のデッキもいっぱい戦えた
機械ウィッチが最強核として、その他のデッキも戦える環境でした。
各種進化デッキ、リオード潜伏ロイヤル、機械エルフ、リノセウスエルフなどは、強デッキとして使用されていました。
環境後期：アディショナル後
今までのアディショナルは、ほぼ確実に環境が動く、という状態でしたが、今回はそうでもなかったです。しいて言えばエルフがより戦えるようになった、くらいでしょうか。
これまで順当に強かったデッキたちがそのままアディショナル後も強い、という状態が続きました。
その他特記事項
その他のこの環境時におきたこととして、
- ジェムグランプリ
- RAGE史上初の女性ファイナリスト誕生
- 各種シャドバ番組の相次ぐ終了
- プロリーグのRAGEシード権
などなど
今期はゲームの内容もそうですが、個人的に総じて楽しい期間でした。
