httpss://shadowverse-portal.com/card/104521030
ついに待ちに待った新カードが追加されましたね!
まだまだ色々試行錯誤しながら遊んでいる感じですが、ひときわデッキへの影響力を見せているのがこの《骨の貴公子》ではないかと感じています。ということでこのカードについて少しみてみたいと思います。
キャラのイラストが枠に対して小さいので、はじめ《骨の貴公子》自身が《スケルトンナイト》や《ボーンキマイラ》のように骨系のキャラなのかなと思っていたんですが、よく見るとそんなことなさそうですね。普通に皮膚があります。
その代わり、周りに骨がたくさんあるので、骨が好き?な感じの貴公子ってことなんでしょうか。
ちなみに英語版か何かでは《Prince Catacomb》という名前表記なんですが、直訳すると「地下墓所の貴公子」となるので、地下墓所においてある骨を愛でている貴公子という意味になりそうです。面白いですね。
目次
ステータス
3コスト 進化前1/1 進化後3/3 フォロワー ネクロマンサー シルバーレア
ファンファーレ 自分のフォロワー全ては「ラストワード スケルトン1体を出す」を持つ。
ほとんどのケースで《ボーンキマイラ》以上
《骨の貴公子》のファンファーレ効果は自分自身にも付与されるので、その時点で1/1が2体(《骨の貴公子》+《スケルトン》)でることが約束されます。消滅を考慮しなければ、ですが。
つまり、あと1体他のフォロワーにこのラストワードを付与できれば、《ボーンキマイラ》同等になります。2体以上フォロワーに付与できればもうそれは《ボーンキマイラ》以上になります。
圧倒的に場もちがいい
実際使ってみるとわかりますが、おそろしく盤面にフォロワーが残るようになります。
この《骨の貴公子》の効果は重ねがけもできます。つまり、1枚目の《骨の貴公子》であるフォロワーAに「ラストワード 《スケルトン》1体を出す」を付与したあとに2枚目の《骨の貴公子》を出すと、フォロワーAはさらに同じラストワードが付与され、結果として破壊されたときに2枚の《スケルトン》を出します。
この時点で場もちは良いですが、さらにやっかいなのは、出てきた処理し切れなかった《スケルトン》達に対してもういちど《骨の貴公子》を出すことで、マトリョーシカみたいに壊しても壊しても《スケルトン》が減らない、という状況を作ることができます。
この特性がネクロマンサーの特徴とすごくかみ合います。
ネクロマンサーデッキとのかみ合わせ
墓場が溜まり易くネクロマンス効果を発動させやすい
《スケルトン》が大量に出てくるので、その分墓場が溜まり易くなります。ですので、ネクロマンス効果がとても発動しやすくなります。
ネクロマンス系ってコストに対して少し強力な効果の代わりに、それがないと普通って感じのカードが多かったです。ですので、デフォルトで秘術ウィッチやっている感じで墓場を溜めるカードとネクロマンス効果を発動させるカードを上手い具合に織り交ぜても、やっぱり片方が偏る事故と隣り合わせでした。
そんな中、盤面を強化できる意味も持ち合わせていて、結果として墓場が溜まるという意味合いが強いこの《骨の貴公子》はとても使いやすいです。
自壊の餌にできる
盤面にフォロワーが残りやすいので、自壊することで強力な効果を持つ《ネクロアサシン》みたいなカードがとても使いやすくなります。
大量にいる1/1フォロワーなので気兼ねなく効果を発動するための餌にできるのはいいですね。
アグロとの相性もいい
盤面にフォロワーが残りやすいので、アグロでありがちな「盤面のフォロワーを進化させて相手リーダーに攻撃しまくる!」というのが非常にやりやすくなります。
処理が追いつかないことも多々あるので、《風神》も決まりやすくアグロとの相性が良いです。
《ネフティス》とは合わないか
唯一《ネフティス》デッキとは相性が悪いように感じます。
そんなに悪くは無いんですが、盤面を埋めやすく、ラストワードを持っているわけではないので《ネフティス》の効果を最大限活かすことはできないです。
全体的に非常に多くのネクロデッキとかみ合っています。いいカードですね。
全体除去に強い
もともとラストワードネクロがそうでしたが、単純な全体除去系には強いです。除去されているのに場にフォロワー残りますもんね。
ただし、全体消滅系の《破砕の禁呪》、《ライトニングブレス》、《詠唱:禁じられた儀式》なんかは注意が必要です。あまりにも《骨の貴公子》が入ったネクロが流行るとこういったカードも増えてくるかもしれませんね。
さいごに
とても使いやすく、リソース的にネクロマンサーやっている感があるので使っていて楽しいです。おそらく、環境終盤まで使われるカードではないかと思っています。