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ネクロデッキを組むときに、ベルエンジェルとスカルウィドウのどちらを採用するか、悩むことが多いと思います。
そんなスカルウィドウについて考察していきます。
スカルウィドウのステータス
2コスト 進化前1/2 進化後3/4
ラストワード カードを１枚引く。
ステータスについて考える
スタッツを見ると、２コストで2/2が標準と考えると、1/2はやや弱いです。
しかし、その分強力な能力を持っているということになります。
このカードもその例に従って、ラストワードで１ドローできるという強力な効果を持っています。
このスタッツと効果、はたまた近い能力を持ったベルエンジェル（以前の記事）を天秤にかけながら採用不採用を考える必要があります。
ベルエンジェルとの比較
１ドローについて
スカルウィドウは、ベルエンジェルと同じくラストワードで１ドローする能力を持っています。
現状、この能力はベルエンジェルとスカルウィドウのみとなります。
そのため、ネクロはドローソースが欲しい場合、ベルエンジェルとスカルウィドウのどちらかを入れることを検討することになります。
（もちろんソウルコンバージョンもありますが）
１ドローの意味については、ベルエンジェル（以前の記事）に書いていますので割愛します。
この１ドローが本当に必要かどうかが、まずは大前提となります。
そもそも不要であればスカルウィドウもベルエンジェルもいりません。
具体的には、アグロネクロデッキで息切れしやすいと感じて潤滑油として挿したい場合や、ミッドレンジ以降を見据えて長期戦の構えを取る場合は採用がかんがえられると思います。
攻撃力1をとるか守護を取るか
スカルウィドウは、攻撃力１ありますが守護がありません。
ベルエンジェルは、攻撃力は０ですが守護があります。
これは本当に大きな違いで、役割が全然異なってきます。
まず、スタッツについて、２ターン目に出すことを考えます。
1/2というスタッツは、1/1を一方的に打ち勝てるので、1/1採用が多いエルフ相手には序盤出すことが優位となります。
あとは、フォレストバットやブラッドウルフのような2/1が出てくるヴァンパイア相手にも強気に出せます。
環境次第ですが、ロイヤルにオースレスナイトが流行るとロイヤル相手にも役割が持てることになります。
が、しかし、現状は序盤に率先して出す相手はエルフとヴァンパイアのみになるでしょうか（今後カード追加や環境次第で変わる可能性あり）。
基本的には、2/2フォロワーを立てるほうが強いので、何かと出すタイミングを失いがちです。
どちらかというと盤面優位とれる状況で、余裕があるときに出すカードになりそうです。
別の側面を見てみます。
スカルウィドウは守護がなく、攻撃力も低いため、比較的相手からスルーされることが多いです。つまり生存確率が高いことになります。
ということは、ネクロ特有の能力付与がやりやすくなります。
例えば、攻撃力を＋２するココ、守護を無視できる幽体化、必殺を付与する死への近道やマダムリッチ。
特に、必殺付与は強く、攻撃力１でありながらフォロワー相手に対しては強くでれます。
相打ちであってもドローできるというアドがとれるため非常に強力になります。
それ以外では、破壊対象をとるもの（ソウルコンバージョン、穢れた再生、ウルズ）の効果を受けやすくなります。
反面、そういうものを付与できない状況やデッキ構成だと終盤腐ります。
攻撃力１点が盤面に与える影響は少ないでしょう。
対するベルエンジェルですが、ベルエンジェルは無視することはできないため、終盤の壁役としてはとても強いです。
その分、序盤の盤面アドはとりにくくテンポを失いがちです。
まとめ
以上の考察から、
・スカルウィドウ
→エルフ、ヴァンパイ等の1/1、2/1にぶつけ、序盤のテンポ確保
→中盤以降は、無視されやすいので何がしかの効果付与or破壊効果発動要因
・ベルエンジェル
→序盤は仕事がない
→終盤の壁役
と、明確に役割が違うといえます。
この辺りを考慮しながらデッキを組むことになるかと思います。
……ただ、個人的にはスカルウィドウ＞ベルエンジェルという優先順位です。
蛇足ですが、拡大した絵を見るとスカルウィドウは可愛いということがわかります笑
