昨日と本日、RAGEシャドウバース大会の大阪予選大会が開催されました。
OPENREC.tv(配信ページ→リンク)でその様子がリアルタイム配信されていましたので2日間OPENREC.tvで観戦しました。私は東京予選大会に出場予定なので、なおさらどんなものか気になっていました。そこで、大阪予選大会を観た感想っぽいものを書きたいと思います。
使用されていたクラス
配信を見ていた私の感覚ですが、下記のような使用割合だったのではないかと思います。
1,2位 ネクロマンサー、ドラゴン
ーーーーーとてつもなく大きな壁ーーーーー
3位 ビショップ
ーーーーーとんでもなく大きな壁ーーーーー
4、5位 エルフ、ヴァンパイア
ーーーーー壁ーーーーー
6位 ロイヤル
7位 ウィッチ
なんといいますか、今のシャドウバースの環境を物語っています。過去の大規模大会であったRAGE Vol.3とファミ通カップよりひどい偏りのように感じました。実際JCG Openでも大体このような感じなのでその結果が反映されたものだと思います。
BO3なので2つのクラスのデッキを持ち込むことになりますが、ほとんど(若干うろ覚えですが配信されていた分では全部?)がネクロorドラゴン+ネクロorドラゴンorその他という形でした。
軽く主なクラスについて触れます。
ネクロマンサー
なんでもできちゃう器用貧乏だったクラスが、本当になんでもできちゃう万能クラスになってしまいました。
新カードがテンコ盛りで、《オルトロス》《骨の貴公子》《魔将軍・ヘクター》《破魂の少女》《ゾンビパーティ》らによりパワーが底上げされています。
特に、《魔将軍・ヘクター》の存在は絶大で、このカードだけで全てをひっくり返すポテンシャルを秘めています。実際、大会中も大活躍でした。
色々ありますが、個人的には《シャドウリーパー》の存在がとてつもなく大きいように思えます。実際、ランクマッチで対戦していてもそうなんですが、《シャドウリーパー》を除去したくてもできず、泣く泣く巨大化を眺めることしかできないという場面がとても多いです。
あえて書かなくても本当に安定して強いです。場もちの良さと打点の稼ぎやすさがピカイチすぎます。
ドラゴン
PPブーストできるクラスに回復と除去と疾走付与を与えたらそら強いです。
賛否両論あるかと思いますが、個人的には環境に一番悪さしている存在はこのドラゴンではないかと思っています。早い段階で安定して盤面を無にできる道への到達手段を持ちすぎました。
あと、配信を見ていて大暴れしていたなと思うのが、《風読みの少年・ゼル》でした。守護をどかしながら《バハムート》や《ウロボロス》を疾走で飛ばせるのはやりすぎのように感じました。
ビショップ
RAGE Vol.3ではトップメタと言われるほどでしたが、前回のファミ通カップ同様メタのポジションにあります。
猛威を奮っているネクロマンサーに対しては消滅でいくらか対応でき、ドラゴンに対しては絶対不滅の《ヘヴンリー・イージス》が刺さります。
とはいえ、カードゲームの宿命でデッキの回り方次第ではメタれなかったりするということもあってか、使用率が思ったよりも少なかったです。
勝利者コメントインタビューでもありましたが、ネクロ・ドラゴンを完全にメタるのは難しいから使用する側に回った、というのも今の環境なら納得できます。
東京予選大会に向けて
今回の配信でわかったことは、圧倒的にネクロマンサーとドラゴンが多いということです。
これを受けて東京予選大会がどうなるかですが、おそらくそのままネクロマンサーとドラゴンを使わないと勝てないのか、ということが印象づけられてしまったので同じような使用率になるのではないかと思っています。
何が使われるかわかっているのにどうしようもない、という歯がゆい思いをするばかりです。